マラウイ国 未電化農山村における蓄電式マイクロ水力-太陽光ハイブリッド発電システム導入案件化調査

発注者:株式会社日建/JICA
期間: 2016年12月~2017年12月
概要: マラウイ国の人口1,800万人の8割が住む地方の電化率は1%未満であり、同国政府は地方電化を深刻な貧困削減に向けた地域経済活性策と位置付けています。一方、農山村地帯への配電線の延伸は難しく、同国の起伏に富んだ地形と豊かな水源を活かした小水力発電を利用した電源開発が推進されています。本調査では、提案製品の発電システムの導入の妥当性を調査する共に、村民生活の質的向上や所得創出につながる可能性なども確認し、ビジネス展開計画を策定しました。

Kavuzi川流域での流量測定調査

ペットボトル等を再利用した村民自作のピコ水力発電装置


小型太陽光パネルにて自動車バッテリーを充電中(Mzuzu市郊外の無電化農山村)

ピコ水力発電で灯る照明