アンゴラ国 南部送電系統増強事業
発注者: 独立行政法人 国際協力機構
期間:2019年11月~2023年3月
概要
アンゴラ共和国は、北中部を中心とした電源開発を進める一方で、送電系統は、北部、中部、南部と分断されています。
同国南部の都市ナミベにあるナミベ港は、アンゴラ南部からナミビア北部をカバーする流通の起点として位置付けられており、同地域港湾開発を始めとした経済開発が進められていることから、南部地域への安定的な電力供給が求めらている一方、内戦中に埋設・投下された地雷・不発弾が国土面積の約35%に残存すると言われていることから、本プロジェクトはアンゴラ南部において、対象地域の地雷・不発弾の汚染状況を調査した上で送電線及び変電所の新設を目的とし、同地域への送電容量の増加及び電力供給の安定化を図るものです。
弊社は、地雷・不発弾対策を担当し、同国関連機関からの情報収集及び同国が保有する地雷探査・除去機材の状況を調査しました。