2013年12月に完成したアシンプラソ~べクワイ間(59.9km)の道路改修とアシンプラソ橋架け替えのフォローアップ案件です。 アシンプラソ橋の3Dモデルと設計図、補修用の記録データを統合し、一元管理出来るようにするためのデータベースを作成しました。

パラメトリックデザイン(Revit)とビジュアルプログラミングツール(Dynamo)を活用し、現場毎に対応が必要なブラケット部の図面を、計算書から自動的に作成出来るように改善を続けています。更に間に作成される3Dモデルから数量を拾いだし、材料発注や見積りに至る情報活用のプログラムも検討中です。

インフラ分野でのBIM/CIM活用のニーズに対応すべく、グループ企業が扱う落橋防止装置の属性データが付与された3Dモデルをパラメトリックデザインにより作成しました。また、関連会社であるVJECと協力しグラウンドアンカー及び受圧板のモデルも作成しました。

フランス大使館は1936年に創建され2002年に大規模な修繕工事が実施されました。本案件はおよそ20年を経て劣化した部分の修繕と建物の省エネルギー性能の向上を目的とし、登録文化財の要件を満たしながらこれを達成しなければならない挑戦的なプロジェクトです。省エネルギー性能の解析や改修前後の意匠性の確認にはSketch Upにより作成された3Dモデルが活用されています。

JICAのODA事業におけるBIM/CIMの導入方針について検討を行いました。 BIM/CIMの具体的な方法論について日本の知見を基にODA事業への応用方法を検討するために、国内及びシンガポール、台湾、フィリピン、インドネシアでの情報収集調査やODA事業にBIM/CIMを導入するにあたっての効果と課題の特定を行い、最終的に導入計画案の策定とJICA職員にとって実務上必要な情報を盛り込んだハンドブック案の作成を行いました。

COVID-19の影響により停滞状態の土木・建築工事案件における、DX関連技術活用による事業推進策実施のための調査プロジェクトです。各案件の課題調査、測量・調査や設計、施工、点検、運営・維持管理などの各分野におけるBIM及び最新ICT技術の調査、技術集作成やセミナーの開催を通し、各案件に対する各種ICT活用技術の適用及び相手国政府への技術活用の提案を行いました。

西アフリカ内陸部への物流の要衝であるコトヌ市におけるベドコ交差点の交通混雑の改善を目的とした延長270mの高架橋建設とラウンドアバウトから十字の信号交差点への改良のプロジェクトで、インフラの無償資金協力業務におけるBIM/CIM試行案件の1つです。モデルには既存の地中埋設物の情報が反映され、ユーティリティーの移設や橋脚の干渉回避の検討に活用されました。

ダルエスサラームに代わる新首都ドドマにおける大規模インフラ整備に伴う環状道路整備(内、中、外)のうち内環状道路の整備を担うプロジェクトで、インフラの無償資金協力業務におけるBIM/CIM試行案件の1つです。ドローンの活用や各種現地調査により入手したデータ、測量データ及び設計データを統合したモデルを作成し、設計照査や関係者間の合意形成に活用されました。

トーゴ共和国首都ロメからブルキナファソの首都ワガドゥグまでを繋ぐロメ・ワガドゥグ回廊は、近隣内陸国への物流の生命線ともなっていることから、優先整備回廊として道路維持管理体制のさらなる強化 が望まれています。そこで弊社コンサルタントは、道路維持管理に「予防保全」を導入し、道路の長寿命化に取り組むとともに、道路維持管理の計画策定・維持管理プロセスの見直しを実施しています。 JICAコートジボワール事務所のFacebook上でも本プロジェクトが紹介されています。

サモアでは道路分野において一定程度経験を積んだ技術者が国内に定着せず、道路維持管理能力の向上が大きな課題 となっています。また、交通安全施策についても適切な対策を検討できる人材が育っていないことから、スピード抑制 のために同じ対策を繰り返すだけで、新しい知見を得ることが非常に困難な状況です。 本事業では上記各分野に関する専門家を派遣し、道路維持管理能力の向上、交通安全対策にかかる設計、 斜面崩壊保護に関する対策の適切な計画、がなされるよう技術移転を図っています。 が望まれています。そこで弊社コンサルタントは、道路維持管理に「予防保全」を導入し、道路の長寿命化に取り組むとともに、道路維持管理の計画策定・維持管理プロセスの見直しを実施しています。 JICAコートジボワール事務所のFacebook上でも本プロジェクトが紹介されています。

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