「ブルキナファソ ワガドゥグ東南部タンソババイパス道路改善計画」起工式に参加いたしました。

2019年7月16日、ブルキナファソの首都ワガドゥグ市にて、無償資金協力による「ワガドゥグ東南部タンソババイパス道路改善計画」の起工式が行われました。式典には、ブルキナファソ側から、同国大統領、首相、インフラ省大臣、地方行政府代表、駐日ブルキナファソ大使等政府高官に加え近隣住民等総勢1,500名が参列し、日本側から、池崎保 在ブルキナファソ日本国特命全権大使、JICA東京より加藤宏理事、JICAブルキナファソ事務所より小林丈通所長等多数の要人が臨席されました。弊社からは社長の望月達也他3名が出席いたしました。

プロジェクトは、ワガドゥグ市の内環状道路全33kmのうちの7km区間について、UEMOA(西アフリカ諸国経済共同体)及びフランス基準も取り入れ4車線拡幅、並びにバイク専用車線2車線を拡幅するもので、完工予定の2022年を目指し、弊社がコンサルタント業務を担当し、大日本土木株式会社が施工業務を担当します。

内陸国であるブルキナファソの首都ワガドゥグは、周辺の沿岸国および内陸国を繋ぐ物流の結節点としての機能を担っており、大型貨物車両の市中心部への侵入回避を目的とした環状バイパス道路が整備されています。このうち、東南部区間については、最も交通の集中する区間となっているものの、1990年の完成以来全面的な改修が行われておらず、路面や路肩の損傷等により円滑な交通に支障を来しています。この協力では、バイパス道路の東南部区間の全面改修及びバイクレーン等の新設を行うことにより、都市交通、及び域内物流のネットワークの改善を図り、域内経済統合の促進に寄与します。

弊社社長より大統領、首相、インフラ省大臣、地方行政府代表への祝辞

池崎大使によるブルキナ側への起工式スピーチ

大統領、首相、インフラ省大臣による起工式デモンストレーション